「横浜」というと、「みなとみらい」の近代的な街、山手のような古くは外国人が暮らす上品な街、港に接する山下公園と向かいに位置するホテルニューグランドなどの品格ある場が彷彿されるのではないでしょうか。

様々なイメージをもつ「横浜」は多様な立場の人々によって支えられています。

クリエイターや建築家事務所が集まる「関内」、アートの街へ生まれ変わった「日ノ出町」「黄金町」もその一つであり、これらは徒歩圏のわずか数キロ圏のなかに様々な街が集結しています。

「第6回かながわ・けんちく・アカデミー」では関内の建築家事務所と見学し、さらにその建築家が手掛けた作品群がならぶ黄金町へ足を運びます。

そして街の歴史の上で様々な試みが重ねられてこられた現在の横浜についても各々の建築家の声を直に触れたいと思っています。